観光消費動向調査1-3月:観光庁発表

観光庁は5月19日、旅行・観光消費動向調査(速報)を発表しました。

それによると、2021年1-3月期の日本人国内旅行消費額(速報)は1兆6,458億円で、これは前年同期比50.1%減となっています。

上記の日本人国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額の前年同期比は50.8%減、日帰り旅行消費額が前年同期比47.3%減となっており、日帰り旅行はわずかに宿泊旅行より減少幅が小さいものの、概ね半減という結果になっています。

マイクロツーリズムといった新しい旅行様式が一定の下支えになっている側面はあるにしても、旅行消費全体の落ち込みは以前としてたいへん大きい現状となっています。

同期間の日本人国内延べ旅行者数は4,994万人と前年同期比で46.1%減となりました。

また、日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は32,957円/人(前年同期比7.3%減)、宿泊の有無で見ると、宿泊旅行が49,381円/人(前年同期比1.3%減)、日帰り旅行が15,042円/人(前年同期比10.8%減)となっており、宿泊旅行をした際には従前とほぼ変わらない支出をしていることが見て取れます。

Go To トラベル事業も再開が見通せない状況ですが、昨年夏・秋の 同事業関連の盛り上がりを振返ってみても、生活者の旅行に対する潜在的な意欲は強いものがあると思います。失われた需要をそっくり取り戻すことは難しいと思いますが、早期のコロナ禍収束と、旅行・観光関連マーケットの回復を望みたいと思います。

観光庁 報道発表
旅行・観光消費動向調査 2021年1-3月期(速報)