引越後のナンバープレート交換が猶予

5月11日に国土交通省より、

政府全体で推進している引越しに伴う手続きの負担軽減の一環として、国土交通省では、今般、個人がオンラインにより変更登録申請を行う場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設することとしました。

という発表がありました。

詳細は固まり次第追って公表するとの事ですが、個人がオンラインで申請した場合に限り、新旧車検証の交換を郵送対応し、新車検証の備考欄に旧登録番号を記したでナンバープレートの交換は次回車検時まで猶予する、という内容です。令和4年1月の実施が予定されています。

基本的には、引越し時の行政機関や民間事業者への住所変更手続き負担が大きく、その軽減を図る主旨との事です。

従来より「自動車保有関係手続のワンストップサービス=OSS」という仕組みがありますが、これは少なくとも現時点では決してワンストップとはいえないものなので、オンライン申請そのものの仕組みの使い勝手向上も必須になると思います。

今回発表されたナンバープレート交換の猶予は、オンライン申請時にユーザー側の選択で猶予を受けるか否かが選択できるものです。

猶予を受けるメリットとしては、ナンバープレート交付手数料(たとえば埼玉県の普通車では前後2枚で1490円)の負担が先延ばしできること、また私たち行政書士に出張封印を依頼する場合もその費用が将来に伸ばせることが考えられます。

デメリットとしては、特に都道府県が変る場合には、コロナ禍における「他県ナンバー狩り」のような視線を受けることもあり得る、といったところでしょうか。

 

自動車関係に限らず行政手続きの電子化や国民負担の軽減の流れは不可避ですし、デジタル後進国の汚名返上も必須事項です。自動車登録業務も扱う行政書士としては心配な面もありますが、今後の推移は十分注視していきたいと思います。

国交省「報道発表」
オンライン申請により、引越し時のクルマの手続がより便利になります!