レンタカーにできるクルマ、できないクルマ

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所有から使用へ・・・シェアリングエコノミーの動きの代表格として、クルマ(自動車)があります。

持っているだけで、置いておくだけでどんどんおカネが出ていくのがクルマですね。特に大都市圏では時々しかクルマを使わないという人も多いですから、そんな時はレンタカーやカーシェアリングの出番です。

そんなニーズに応じてレンタカー業の開業をご検討の方々に、許可に関することなどをお伝えしていますが、今回はレンタカーにすることができるクルマとできないクルマについての解説です。

 

当事務所では、皆様のレンタカービジネスのスタートをお手伝いいたしております(初回相談無)

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レンタカーにできるクルマ

レンタカーとして登録できる自動車は、下記の通りとなっています(埼玉運輸支局長 公示「自家用自動車有償貸渡しの許可基準」)。

  1. 自家用乗用車
  2. 自家用マイクロバス(乗車定員29人以下、かつ車両長7m以下のものに限る)
  3. 自家用トラック
  4. 特殊用途自動車
  5. 二輪車

「自家用自動車」の対語は「事業用自動車」で、レンタカー業は「自家用自動車有償貸渡し」という事業なので、自家用であることが前提です(事業用自動車とは、旅客運送事業や貨物運送事業の許可を受けて緑ナンバーを付けて走るクルマです(軽自動車の黒ナンバーなど一部例外あり))

1.自家用乗用車

乗用車とは、乗車定員10人以下の自動車で、貨物自動車、特殊用途自動車以外のものです。

4台のわナンバーレンタカー

2.マイクロバス

乗車定員11人以上は乗用車でなく「乗合自動車」になります。そのうち、定員29人以下で車両長7m以下の自家用自動車はマイクロバスとしてレンタカーにすることができます。

3.自家用トラック

用途としては「貨物」になります。物品積載設備の床面積が規定以上のものが該当します。公示基準では「自家用トラック」と書かれていますが、車検証上の”用途”が「貨物」で、自家用・事業用の別が「自家用」の自動車が該当しますので、バンやワゴン型の貨物自動車もレンタカーにすることは可能です。

2台のレンタカートラック

4.特殊用途自動車

特種用途自動車とは「主たる使用目的が特殊である自動車」とされていますが、パトカー、救急車・消防車からコンクリート作業車、高所作業車など多岐にわたります。

レンタカーとしてはキャンピングカーが代表格といえるでしょう。キャンピングカーレンタルは、コロナ禍において密を避ける移動手段、行楽として、またワークプレースとしても注目されています。

キャンピングカーとテント

5.二輪車(バイク)

「二輪の自動車」はレンタカーとして貸渡しが可能です。125cc以下のバイクは「原動機付自転車」であって自動車ではありませんので、レンタカーの対象になっていませんが、レンタル(有償貸渡し)ができないのではなく、レンタカー許可を必要とせずレンタルできるということです。

二輪の自動車は、125超250cc以下で軽自動車に分類される「軽二輪」と、250ccを超え小型自動車に分類されるものに分かれますが、レンタカーとする場合には両者に取扱上の差はありません。

車種区分別の車検期間に関する解説ページ = 【レンタカーの車検と点検】

レンタカーにできないクルマ

レンタカー許可の公示基準には次の2種について「貸渡しを行ってはならない」とされています。

  1. 自家用バス(乗車定員30人以上又は車両長が7mを超える車両に限る)
  2. 霊柩車

上記の2種類のレンタルが禁止されている明確な理由は承知していませんが、自家用バスの運行が必要なのは法人の従業員等送迎など限られたケースと思われ、その場合は自社で保有したほうが良いだろうとは思われます。

マイクロバスの特例

ライトを点けたマイクロバス

レンタカー事業での処分歴

貸渡しの届出実施

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業務名 内 容 料金(税込)
レンタカー許可 新規申請 ・許可申請書作成
・貸渡約款作成、貸渡の実施計画書など添付書類一式作成
・許可申請代理、許可書の受領
・レンタカー事業者証明書の取得
 55,000円